Ball Parkに住むウサギ

野球ブログです♪
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本音  「追記」寺原隼人

選手にとっても
ファンにとっても
表立って言わない心の声
「本音」があります。


たとえば
贔屓のチームが勝利する
これは無条件に嬉しいことです。

でもそこに
好きな選手、応援している選手の活躍があれば
その勝利は、自分自身にとっては何倍にも輝きますね。

好きな選手が打って、投げて、守って、チームが勝つ
これが一番嬉しい勝利の形。

応援する投手が打たれる、野手がミスする、打てない
そんなこんなで負けてしまう
これは一番悔しい形。

好きな選手は働かなかったけど、チームメイトがそれをカバー
チームは見事勝利
これも、贔屓選手が戦犯と言われなくてよかった!と思えるし
素直に喜び、ホッとできる勝ちの形です。


じゃぁ
大好きな選手は4打数4安打、2HRの大当たり
でもチームは勝てなかった。

こんな場合のファン心理ってどうでしょう?
チームファンとしては失格かもしれないけど
実は密かに嬉しいものなんですね。
負けたけど、まぁ仕方がない、明日明日と思えるものです。


応援する選手が投手の場合、9回を1失点で抑え好投しても
0-1で負けてしまったら
やはり喜べないのとは別の感情が野手の場合には芽生えます。

レギュラー選手であれば100試合以上の出場があり
限られた出場試合数となる投手とは違い
チームの勝敗に関係なく積み重なっていく個人記録というものがあります。

実際、過去の名選手を語るとき
その選手がその成績、記録を残す上で
何度チームを優勝に導いたかということはあまり語られることがありません。

しかし、本当の名選手は
自分の成績、記録を度外視してチームの勝利に貢献し続ける選手なのかもしれません。
もちろん貢献し続けるためには実力を備え長年レギュラーであることが必要ですね。

突出した記録はない
しかし、チームの勝利のためには献身を惜しまない
そんな選手を見つけ出し、自分の中でずっと応援していく
それもプロ野球を観る上での喜びの一つの形であると思います。

もちろん
どの選手が活躍しても同じように喜び
チームの勝利は常に最高~
誰がどうだこうだではなく、あくまでチームを応援している。
そんなファンも大勢いることはよく理解しています。
球場で生観戦した時などは
個人よりもチーム!、それを一番実感しながら応援できる機会ですよね。


ファンの本音があるように
選手自身の本音というものもまた当然あります。


「怪我をしても隠してプレーしていた、休めば若手にレギュラーを取られてしまうから。」
「同じポジションを争う選手の活躍は心底喜べなくて、心の中では悔しさを押し殺していた。」
引退した選手がよく言う本音です。

絶対的なレギュラー、主力選手であれば別ですが
プロの世界である以上、誰かに追いつき追い越し、蹴落とさなければ
自分自身のポジションはありません。

今のジャイアンツは
これまで長い間レギュラーと言われ、主力として活躍してきた選手達と
若くて将来有望な選手達が競い合う構図が出来つつあると思います。

まだまだ力の及ばない若手達ですが
お互いの活躍を刺激にしながら、切磋琢磨し頑張ってほしいし

ベテラン達も、まだまだ負けないという強い気持ちを持って戦う

その融合がチームの力となり
ファンにとっても嬉しい実りの秋を迎えられるはずです。

選手もファンも
時には複雑な思いを抱きながら
しかし、最大の目標である
「88番の胴上げ」に向かって突き進んでいきたい!


そんなことを
昨日の悔しい悔しい敗戦から一夜明け
ふと、考えてみました。


「試合後・追記」
巨人1-4オリックス

「敵ながらアッパレ」、とよく言いますが
今日のオリックス・寺原隼人にこそ
この言葉が相応しいでしょう。

9回表
「この試合はお前のゲームだ、行って来い!」
岡田監督がそう言ったかどうかは定かでは無いけれど

2アウトランナー無しから、打席に立った寺原隼人
越智の投ずる球を
くさいと思えばファウル
フォークは野手も顔負けの選球眼で見逃し
ストレートにも必死に食らい付き
ファウル、見極め、またファウル
粘って粘って9球目
最後のストレートもしっかりと選び、これ以上ないフォアボールで出塁しました。

何とか塁に出よう、自分が出れば野手が打ってくれるかもしれない
絶対に食らい付くという執念が感じられました。
本当にどんなに褒めても褒めたりないくらい、値千金の出塁でした。

再三再四、手抜きを勧める解説・江川卓をあざ笑うかのような
寺原投手の全身全霊を込めたプレー、チームに伝わらないわけがありません。


次打者の坂口選手も続き
山崎選手の決勝3ランに繋がりました。

中盤から終盤
マウンド付近に来た鋭い打球に反応し、足に当てヒットを凡打に変えたり
ジャイアンツの誇る中軸打者を抑える度に見せる、要所要所での気合のほとばしり
右打者への外に逃げていくスライダーのキレも抜群
(気持ちの良いくらいに決まっていました!)

相手チームのピッチャーなのに
まして応援する澤村拓一が負けず劣らずあんなにいい投球を見せていたのに
野球ファンとしての自分の胸を打つものがありました。

プロ入り通算40勝目だったそうですね。

栄光のドラフト1位として入団
しかし、手術、トレード、多くの苦しみを乗り越えて掴んだ
巨人戦の先発初勝利でもあったこの夜の1勝

寺原隼人、きっと一生忘れることの出来ない
133球、魂の熱投となりました!

<追記・5月23日 23時10分>




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