Ball Parkに住むウサギ

野球ブログです♪
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キムタクさんと谷佳知

何気なく話しかけたら、思いがけない言葉が返ってきた。
3月下旬、場所はマツダスタジアムだった。

「左右両翼が非対称で天然芝。
昨年までメジャーリーグ担当だったのでここに来ると米国の球場を思い出しますよ」

谷にそう切り出すと
「俺は違うな」
と首を振って続けた。

「ここに来ると、どうしても“あの時”のことを思い出す
これからもずっと、そうだと思う」

あの時とは
巨人・木村拓也前コーチが
くも膜下出血でグラウンドに倒れた昨年4月2日のことだった。

同い年で親交があった。
いや、親交があったなんてものじゃない。
「いつも励まし合って、プロでやってきた。先に逝かれて、本当に悲しい」

昨年4月24日、広島との追悼試合(東京D)では満塁本塁打を放ち
涙ながらにお立ち台で語った。

二人の絆は固く、それは今でも変わらなかった。
木村さんが亡くなってから約1年がたとうとした頃
谷は寺内とともに
木村さんの由美子夫人、長男恒希君(12)ら3人の子供を広島市内で食事に招いた。

最初は、誘うのをためらったという。
「もしかしたら
父親を亡くし、野球や巨人から“離れたい”と子供達は思っているかもしれない」
と気にしていた。
だが、元気に焼肉を頬張る姿を見て安心した。
恒希君はソフトボールを続けている。
父の背中とボールを追い掛けていた。

もちろん父親の代わりには、なれない。
それでも
「ずっと、見守っていこうと思っているんだ」と決意していた。

「あっという間に(長男は)高校生になる。
高校で野球をするのかどうか、その先の人生も迷うこともある。
タクだったらどうするかなって考えちゃう。
野球をやっていれば、いろいろと道は開けてくると思う。
だからおせっかいかもしれないけど、野球を続けてくれればいいと思っているんだ」

『一緒に生きていく』

そう本気で思っている人でなければ言えない、重い言葉だった。
谷は幼い子供たちが将来、人生の岐路に立った時、道しるべになるに違いない。
私も広島に足を踏み入れるたびに、二人の絆を思い出すだろう。
12月5日付 報知新聞~記事 巨人担当・楢崎豊記者



東京ドームの追悼試合
満塁ホームランを放ち、
「タクが打たせてくれた」と言って
涙にくれた谷佳知の姿を忘れることは出来ません。

その年の夏、東京にやってきた由美子夫人と3人の子供たち
試合前の練習中
グラウンドで遊ぶ子供たちの周りには
優しい笑顔で接する由伸、慎之助、勇人、ガッツ・・・
お父さんが大切にしていた野球の仲間達の姿がありました。

その時のようすが映し出されるのを見ながら
あぁ、ジャイアンツ全員で木村家を見守っているんだなと思ったら
私も目頭が熱くなったことをよく覚えています。

ファイターズ、カープ、ジャイアンツで精一杯頑張って選手生活を全うし
最期も大好きなスタジアムのグラウンドから天国に旅立ったキムタクさん

いつか子供たちが大きくなって
もっともっといろんなことを理解できるようになったら
改めて素晴らしいお父さんだったことを誇りに思うに違いありません。



谷佳知選手
ジャイアンツに残るのか、別の道を歩むのか
その去就にも注目が集まりますが
どこのチームに行こうとも
この先もずっと
親友の大切な家族を温かく見守り続けていくのでしょう。

大震災の起こった今年
人と人との絆、
命の大切さを日々感じます。
何かの答えなんて容易く見つけられはしないけど
求めようとする心は持ち続けていたいと思います。


2011-12-05  20:20:06
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銀色の輝き、谷佳知

CSファーストステージ 第2戦
ヤクルト2-6巨人 (神宮球場)

エース内海の好投
キャプテン慎之助の豪快なバッティング
本当に嬉しかった由伸の走者一掃のタイムリー
守りで内海を何度も救った寺内

みんな輝いていたけど
今日のゲームで
いぶし銀のような渋くて味わい深い輝きを放っていたのが
ベテラン谷佳知!

1点リードの5回1死~2塁打で出塁
谷が3塁まで進んだところで打席には内海、
ここでセーフティースクイズのサイン
相手の警戒心が薄かったと思われる初球にサインを出したベンチも好判断!

内海も一塁方向を意図してバットコントロールしプッシュ気味に強く転がします。
左投手の球を左打者がバントするのは野手でも難しいのに
内海の気迫と技術は本当に素晴らしいですね。

そしてこの場面で、3塁走者・谷の見事な走塁が光りました。
通常のスクイズではなく、打球判断してからのスタートという難しい走塁でしたが
左投手の背中を見て、スルスルとホームに接近しながら
転がったとみるや、判断よくスタート
もの凄いスピードでホームに滑り込んできた姿は
とても38歳には見えませんでした!

守備でも
6回1死1塁から畠山選手の右中間を抜けようかという打球をスライディングキャッチ~
谷本人によれば「照明が目に入ったので難しい捕り方になってしまった」ということですが
このプレーは内海を助けましたね。
流れをヤクルトに渡さなかったビッグプレーでした。


今日の原監督は、采配に冴えがあったと思います。
昨日9回にHRを放ち、勢いの感じられた大村サブロー選手ではなく谷スタメンだったこと。
ミスした寺内を今日も2番で使ったこと。

その寺内の要所要所での守備がまた抜群でしたね、
初回の田中選手の1,2塁間の打球を好捕したプレーは
内海の立ち上がり、しかも俊足の打者走者だっただけに大きなプレーだったし
2-1、わずか1点リードの6回無死1塁から
青木選手のゴロを思い切りよくセカンド送球し1塁走者(ここも田中)を封殺、
進塁を許さなかったのも積極的な攻めの守りだったと思います。
このゲーム3番に入っている青木選手が打席途中バントで送ろうとしたくらいに
何としても得点圏に送りたかったノーアウト俊足ランナーですから
本当に価値がありました。
どちらも寺内ならではのナイスプレー、
味方投手から見ればこんなに頼もしいバックはいませんね!

内海の交代時期
このタイミングもよかった。
その後の東野、山口、久保(アクシデントは心配でしたが)へのリレーも
打たれたことへのフォローも含めて適材適所であったと思います。

そして最後に高橋由伸の出しどころ
ヨシノブファンとしては、
まず左投手に対してスタメンを外されてしまう現実はとても寂しいことだけど
今はそれが現実ですね。
そして、代打としても絶対的な信頼を持たれているわけではありません。

まず、8回表
亀井が出て勇人が送った場面、寺内のところで代打ヨシノブではなかったこと。
由伸を出せば、相手は左投手を出してくると読んだ上での判断と思われますが寺内そのまま。

9回も
無死1塁からイタルが必死に決めたバント
(バントを決めてベンチに戻る時の笑顔が満開でした~)
1死2塁
小笠原倒れた後、尚広にそのまま打たせたこと。
2死、もう後がない場面でここも由伸ではなかった監督の胸の内は?

そしてその尚広がしぶとくヒットで繋いだ後
今度こそ由伸かと思ったけど、またも古城がそのまま打席へ
尚広にしても、古城にしてもベンチにはまだ矢野もいたし脇谷もいた。
もちろん代打した後、由伸自身が守ることも当然できる。
裏の守りに困るわけではなかったのに、です。
それとも、時間制限のないCSルール、延長戦も考えた?

古城がストレートの四球で歩き、満塁となったところで
ようやく、「代打・高橋由伸」のコール

最高の結果となり、本当に嬉しかったけど
由伸の力で打ったタイムリーというよりも
そこまで繋いだバッター達が作ってくれた満塁の場面、
しかもストレートの四球の後、
打つべくして打てたタイムリーだったように見えました。

もっと言えば、原監督が打たせてくれたのかもしれません。
先日のラストゲーム、内海の最多勝を決めた長野の代打サヨナラ満塁HRもそうでしたね。
あの時も、打率維持のためスタメンを外れていた長野を
満を持して、ここなら打てるという場面での起用でした。

監督の期待に応えたあの日の長野、今日の由伸
もちろん打った本人も立派です。
でもそこには原監督の深遠があった。
そんなふうに感じました。

私はファンとして
高橋由伸にはもっともっと打って欲しいと期待しているし
右だろうが左だろうがスタメン起用される選手であって欲しいし
たとえ代打でも、一番のチャンスで出してもらえる選手でいて欲しいです。


明日、神宮で
勝ち抜いた先のナゴヤで
パリーグの覇者との決戦の地で
もっともっと存在感を見せてもらいたいです。

そして監督にしっかりと信頼される選手に、もう一度なって欲しいと願っています。



2011-10-31  00:51:09
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