Ball Parkに住むウサギ

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防御率と未完の大器と小川監督

去年の今頃ってどんな記事を書いていたのかなぁと思ったら
「防御率の疑問」について書いてました。

今年は低反発統一球が導入され
防御率1点台の投手が両リーグ合わせて6人も出現
イーグルスの田中将大投手に至ってはなんと、1.27という驚異的な数字を残しました。
投手力向上というよりも、明らかに打力低下によるものですね。

さらには大幅に広がったストライクゾーンの存在も忘れてはならないと思います。
今シーズンから両リーグの審判が統合され、
個々の審判によるゾーンの違いはもちろんあるわけですが
少なくとも
これまでのようなセ・パで違うストライクゾーンということはなくなりました。
「迷ったらストライク!」
「ハーフスイングも厳しく!」が徹底されバッターには本当に厳しい判定が多かったですね。

今年の数字と去年の数字を比べるのもなんですが
改めて思うのは、去年のダルビッシュ投手の<1.78>という成績の素晴らしさ。
広い札幌ドームが本拠地である有利性を考えても
「飛ぶボール」で残した防御率として輝くのではないでしょうか。


2010年11月22日
はてなブログ Ball ParkⅠ~
「防御率が下がると、成績は?」

成績が良くなれば下がる、打たれれば上がる
防御率の言い方って、ちょっと不思議だなと思ったことはありませんか?

11月11日付、原辰徳監督のHP“Tatsunori Story”の中で
来季の投手陣に「チーム防御率を下げる」ことを
期待する言葉がありました。

やっぱり、プロ野球関係者の間でも
「防御率は下がれば良くなる」
というのが普通に言われているのだなと思いました。

私だけかな?違和感感じてるのは・・・。

ずっと前からこの「下がると良い」という言い方に違和感を覚えていました。
日本語としてはおかしくはありません。
たとえば血圧や体脂肪率など、下がると良い数値はいくらでもあります。

でも、防御する率が下がるのに成績が上がるという言い方には
なんとなく違うと思ってしまうんです。

防御率は自責点をどれくらい与えたかというもの
投球回当たりの自責点の割合を求めたものですね。

防御率=(自責点÷投球回)×9

こうして求めた防御率を
自責点率と言い換えれば私のような考え方でも納得がいきます。
自責点は大きい数字ほど成績は悪くなるのは当然ですから。

成績が良くなる=向上する

防御率が良くなる=向上する=上がると考えたいけれど


実際にはその反対。
数字の大小ではなく実質的に見てよくなれば上がる
逆に悪くなれば下がるという考え方からすれば、
防御率の言い方も私が感じるようなものになると思いますが

多くの場合
防御率が下がる=成績が向上する

という考え方で、新聞などにも表記されるようです。
あるいは、上がる下がるではなく、
「防御率が良くなる、悪くなる」という言い方も一般的ですね。


捕手の盗塁阻止率(刺殺率)は、高ければ高いほど好成績となりますが
同様に、防御率も
自責点率(失点率)とすれば、その言葉の意味からして
下がれば下がるほど好成績なのだと、私は素直に理解できます。

ずっと思っていた疑問
ちょっと書いてみました。


さっきラジオで、楽天の星野監督が「稼頭央(松井)はジャイアンツが狙っているらしい、マネーゲームでは勝てない」
という発言をしていました。
噂には出ていましたが、本当なら残念です。

脇谷選手、古城選手を脅かす存在として
若手の藤村大介選手の台頭を大いに期待していましたから。

俊足だし、守備も敏捷、坂本選手と将来の黄金二遊間をと思っていました。
松井選手が入団したら、
セカンドのポジションと1番の打順は競争なく与えられるのでしょうけど
ちょっとそれでは不公平だなと感じます。

まぁ、星野さんが言ったからといって現実にそうなるとは限らないけど
そういう方向で話が進んでいるらしい。
ここまでジャイアンツは出て行く選手ばかりで
補強に関しては静かな出だしだったので、ここからにわかに慌しくなっていくのかもしれませんね。



「追記」
 
2011年11月9日

最後に書いていた松井稼頭央選手
結局、楽天に入団しました。
松井選手のイーグルスでの成績はともかく、もしもジャイアンツに来ていたら
藤村大介の躍進はなかったかもしれません。

もちろん藤村選手の成長は彼自身の実力、懸命の努力によるものですが
与えてもらった大きなチャンスを生かせたことが
レギュラー定着、そして盗塁王獲得という成績に繋がったのだと思います。

宮崎で行われている秋季キャンプでは
あの未完の大器・大田泰示が
ラミレスの抜ける外野の一角を狙い、鋭い目つきでバットを振り込んでいます。
原監督は
「守備は1軍レベル」と語っていますが、それが本当ならば素晴らしいですね。
確かに足は速い、肩も強い、のは知っています。
しかし、それだけで上手い外野手になれるとは限りません。

来季のジャイアンツ外野陣を見渡せば
レギュラー確実と思えるのは、長野久義ただ一人です。

亀井義行は心に期するものがあるはずだし
橋本到もベンチで監督の前に座って愛くるしい笑顔を見せるだけが能ではないし
松本哲也だってこのまま終わりたくないと目の色を変えているでしょう。
走りのスペシャリスト鈴木尚広にしたって、
それで満足していないのはプロ野球選手ならば当然ですね。

右の外野手達も
谷、大村、矢野、加治前・・・
来年もジャイアンツの心強い仲間であってくれるのかどうか
未完の大器が花開く年になるのか
この先の補強も含めて見守りたいところです。

そして
高橋由伸
今年は4年契約で進退を懸ける年になると言われていました。
低反発球で各打者の飛距離が伸びない中、
少ない出場機会での15本塁打という数字
出塁率・長打率は阿部、長野と共にジャイアンツ主力のベスト3を成しています。
肋骨骨折その他ありながら本当に立派だったと思いたいですが
成績は、やはり本人にとっても満足のいくものではなかったと思います。
来季どのようなシーズンになるのか、まったく予想もつきませんが
ファンとしてはやはり良い成績を残して
一年でも長く、選手としてグラウンドに立ち続けてほしいと願っています。


小耳にはさんだちょっといい話
去年も最後にラジオで聴いた話を書いていたので今年も真似してみました。

スワローズの小川淳司監督
CS・ナゴヤでのラストゲーム後
ナイン・スタッフの前で、声を詰まらせながらみんなに詫びたそうです。

神宮での巨人との戦いから選手全員が本当によく頑張ってくれて嬉しかったこと。
館山や村中、故障を抱えながら中2日、中3日、先発にリリーフに無理させて本当に申し訳なかった。
必死に頑張ってくれた選手達に勝利の喜びを味わってほしかったのに
「自分の力不足でこんな結果になってしまった、ほんとにごめんな・・・」

男泣きする小川監督に
その場にいた選手、スタッフも涙、涙だったそうです。
ジャイアンツ戦でも
「勝ちたい、みんなで勝つんだ!」という気持ちは
残念だけどスワローズの方が数段上でしたよね。
ドラゴンズに敗れはしたものの、懸命に戦い追い詰めた姿にも感動しました。
チームのまとまり、小川監督の手腕に来シーズンの脅威を感じつつ
2011年のヤクルトスワローズの素晴らしい戦いぶりに
大きな拍手を贈りたいと思います。

2011-11-09  17:53:55
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